金澤 春の歳時記

       

歳時記

春

●雛節句(3月3日・雛まつり)
女の子の元気を祈ります。嫁の里より嫁ぎ先へ、初節句にあわせて、菱餅、金花糖、あられ等を贈ります。金沢の金花糖は、桃の花や鯛、さざえ、竹の子などの型に、砂糖を流し込んで作る砂糖菓子で、祝いの席にふさわしく華やかな彩色が施してあります。

【珠姫手まりの説明】
うす紅色の上用饅頭に手まり麩を2個のせ、珠姫のかわいい姿を表しています。

 
   
金花糖
金花糖
菱餅
菱餅
 

 
  ●お彼岸
春分の日、またはその前後7日間に、先祖のお墓を参る行事。昔は、もち米を供えていたそうですが、今では、もち米を加工したおはぎをお供えするのが一般的です。
 
 
 
  ●入学
卒業や入学、就職など、人生の節目には、赤飯や紅白饅頭でお祝いをし、お世話になった親戚や知人に内祝いとして配ります。
福々薯蕷饅頭
福々薯蕷饅頭
 
イラスト
 
●端午の節句(5月5日・菖蒲の節句)
邪悪を取り除くと言われる菖蒲により、男の子の元気を祈ります。ちまき、柏餅でお祝いします。柏の木の古い葉は、新芽が育つまで枯れないので、子孫繁栄の縁起の良い葉として知られており、端午の節句に柏餅が用いられるという説もあります。
ちまきと柏餅
ちまきと柏餅
 

 
       
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